カタログレイヤー


コンテナは、その構成をイメージ化してデプロイを実行する。したがって、頻繁に使用するDBやミドルウェアなどのランタイムは、コンテナイメージとデプロイ情報をテンプレート化すると、繰り返し作業を減らしていつでも必要なときに簡単にデプロイして使用することができる。

このようなテンプレートを作成し、管理を担っているレイヤーがカタログである。カタログレイヤーの構成を図式化すると以下のようになる。

カタログは、目的に応じて2つの形式に分けられる。

  • Service Catalog : サービスカタログは、ユーザーがサービスのために構成したアプリケーションのスナップショットを保存管理する。インフラまたはクラウドプロバイダの変更などで移転が必要な場合、サービスカタログのスナップショットを使用することができる。スナップショットは、アプリケーションマップの構成をそのまま保存する。したがって、他の環境にデプロイする場合は、必要に応じてスナップショットの設定を修正してデプロイする必要がある。

  • Cocktail Catalog : カクテルクラウドで「カクテルハブ」を介して提供されるランタイムテンプレートのことである。ユーザーは、テンプレートをそのまま、または自身の環境に合わせて設定を変更してデプロイすることができる。カクテルカタログは現在、DB、ミドルウェア、開発/運用ツール、ブログ、機械学習など幅広く使用されているオープンソースをテンプレートとして提供しており、継続的に更新されている。


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