3.1.3-1 サーバー作成
グループ管理で、サーバーを作成して実行する。
a) サービス → アプリケーションマップ選択 → サーバーグループの+ボタン(サーバー作成)をクリック。

b) サーバー基本情報、 コンテナ、 インスタンスポリシー、 更新ポリシー、 サービスポート、 ボリューム内容を設定の上、 作成ボタンを押してサーバーを作成。
- サーバー基本情報定義
項目 | 説明 |
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名 | 作成するサーバー名 |
グループ | サーバーが作成されるサーバーグループ |
タイプ | サーバーのインスタンスタイプ(Single/ Multi)が単一の場合、 インスタンスポリシーと更新ポリシーの変更は不可 |
説明 | サーバーの説明 |
コンテナ作成
コンテナの右側の「+ボタン」をクリック。
コンテナ名を入力し、 コンテナとして使用するイメージをビルドやイメージで選択し、 使用するCPU/ Memoryリソース値を定義する。
コンテナが作成され、使用するコマンドを入力することができる。
コンテナの環境変数の値を入力するか、 またはシークレットを選択して設定することができる。
セキュリティポリシーを設定することができる。
コンテナのヘルスチェックを設定することができる。
インスタンスポリシー (サーバーの種類がMultiの場合のみ該当)
- インスタンスポリシー項目の「✎ボタン」をクリック
項目 | 説明 |
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オートスケーリングタイプ | オートスケーリングを行うための基準を定義 |
CPU 使用率(パーセンテージ) | オートスケーリングの基準(使用率) |
最大レプリカ数 | スケーリングのインスタンス最大値 |
インスタンス数 | 既定のインスタンスの台数 |
更新ポリシー(サーバーの種類がMultiの場合のみ該当)
- 更新ポリシー項目の「✎ボタン」をクリック
項目 | 説明 |
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更新ポリシー | Rolling Update/ Recreateで定義。 Rolling Updateは、中止Podと拡張Podを定義し、 リソースの効率性を向上させる継続的なアップデートが可能。Recreateはサービスは一時的にサービスは中断されるが、一度に更新可能。 |
サービスの削除(停止Pod割合) | ローリングアップデートを行う場合、中止されるPodの割合 |
拡張Pod割合 | ローリングアップデートを行う場合、増やすことのできるPodの割合 |
サービスポート
Baremetalでデプロイ(ノードポートを使用する場合、イングレス使用はオプション項目)
Public Cloudでデプロイ(ノードポートを使用する場合、イングレス使用は必須項目)
項目 | 説明 |
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Internal | コンテナの内部通信ネットワーク |
Cluster IP | Pod の内部通信ネットワーク |
Node Port | 外部公開ネットワーク |
Loadbalancer | ロードバランスの通信ネットワーク |
Sticky Session | 特定のクライアントの要求でセッションを維持するオプション |
項目 | 説明 |
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名 | ポート名を定義 |
ターゲットポート | コンテナポートを定義 |
ポート | 外部ポートを定義 |
指定 | node portを指定して使用するかどうか |
Ingress 使用 | イングレスを使用するかどうか。 (Public Cloudでデプロイする場合、 Loadbalancerタイプではイングレスが使用できず、 NodePortタイプ使用時、 イングレスは必須項目。 ただし、Baremetalでイングレスはオプション事項として同じように使用可能) |
- ボリューム
項目 | 説明 |
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ボリューム | サーバーで使用するボリュームを作成 |
ボリュームマウント | 作成されたボリュームにサーバーをマウント |
ボリューム種類 | 説明 |
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Empty Dir | コンテナ内に一時的にディレクトリボリューム |
Host Path | コンテナが配置されているクラスタのサーバーボリューム |
Config Map | サーバーに登録されているConfig Fileを使用 |
Secret | サーバーに登録されている Secret Fileを使用 (権限使用有無の設定が可能で、 CHMODルールを使用。 未使用時のDefault権限は644) |
NFS Dynamic | 外部ストレージにディレクトリを自動的に作成してマウント |
NFS Static | 既存の外部ストレージのディレクトリをマウント |