Cocktail Cloudとは?
カクテルクラウドは、オールインワンコンテナ管理プラットフォーム(All-in-one Container Management Platform)である。
クラウドの使用が一般化し、インフラだけでなく、アプリケーション、サービス管理に対するニーズが高まっている。過去のような開発や運用方式では、クラウドのメリットを活用するのに限界が出てきたため
だ。
特にアプリケーション領域では、継続的インテグレーション・デプロイ(Continuous Integration/ Deploy、CI/ CD)、移行(Migration)、マルチ/ハイブリッドクラウド構築など自動化、効率化、統合管理に対するニーズが増えている。
このような背景から、コンテナ技術の普及は当然だと言える。現在、多くの企業がコンテナ技術を導入しており、導入企業の数は増加し続けている。
(参照: http://redmonk.com/fryan/2017/09/10/cloud-native-technologies-in-the-fortune-100)
コンテナは、アプリケーションまたはサービスを独立して実行できる単位にパッケージ化する技術で、インフラ環境に関係なく、同一の開発、運用経験を提供する。したがって、インフラからサービスまで、クラウド管理を標準化し、開発および運用に必要な労力を削減することができる。特に一貫した環境下で、マルチ/ハイブリッドクラウドを管理できるというメリットがある。
カクテルクラウドは、コンテナの強みをクラウド管理に適用し、開発および運用業務を効率化した上、単一またはマルチ/ハイブリッドクラウド戦略を実現するためのプラットフォームを提供することができる。
カクテルクラウドの主な機能は、次のとおりである。
- コードからビルド、デプロイ、更新までのパイプラインの自動化
- ワークロード(サービス)中心のコンテナ管理:パッケージ、ライフサイクル、リソースなど
- フルスタック監視:インフラからコンテナまでの状態およびリソースを監視。Alert の管理
- マルチ/ハイブリッドクラスタのプロビジョニングおよび管理:Baremetal、プライベート/パブリッククラウド
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